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「学生時代に中山競馬場でアルバイトをしていた調教師」が、中山記念で…

こんにちは。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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美浦で厩舎を構えている萱野浩二君にとって、明後日、2月28日(日)は、61歳の誕生日です。

1986年の4月に、奥平真治厩舎の調教助手になった萱野君は、そこで12年くらい経験を積んで、1997年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しています。

そうそう、奥平真治厩舎と言えば、1973年の有馬記念を勝ったストロングエイトや、1986年の牝馬三冠を勝ったメジロラモーヌや、1991年の宝塚記念を勝ったメジロライアンや、同じ1991年の菊花賞を勝ったレオダーバンなど、走る馬が何頭もいましたし、これらの内、メジロライアンを担当していたのは萱野君なんですよ。

開業した年の萱野厩舎は7勝止まりでしたけど、その後は、1999年が9勝、2000年が12勝と、順調に勝ち星を増やしていましたし、5年目だった2002年には、ニシノハナグルマを使ったフローラSで初めての重賞勝ちを飾っていて、他も入れたら、先週までにJRA通算で294勝を上げています。

それに萱野君は、2015年の有馬記念を勝ったゴールドアクターなどを管理している中川公成(ただしげ)君に、自分の厩舎で経験を積ませていたように、馬を育てるだけでなくて、弟子もしっかり育てているのですから大したものです。

そして今週、萱野君の厩舎は、

■27日(土)

小倉6R・4歳上1勝クラス→マイネルテナシャス
小倉12R・早鞆特別→クリノヴィクトリア

■28日(日)

中山4R・3歳未勝利→キタノリューオー
中山7R・4歳上1勝クラス→アドアステラ
中山10R・ブラッドストーンS→ナイトブリーズ

と、全部で5頭を使いますので、きっと彼は、「勝って自分の誕生日を祝いたい」と思って、どの馬もキッチリ仕上げている筈ですから、この馬達がどんなレースを見せてくれるのか、注目したいですね。

そしてここからは、堀宣行(のりゆき)厩舎が中山記念に使うヒシイグアスについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のNさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

・・・・・・・・・・

千葉県市川市出身の堀宣行君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたんですよ。

大学を出た後は、電気設備工事などをやっている「関電工」(東証1部)で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。

競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。

初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、毎年欠かさず20勝以上していますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めての重賞勝ちを飾った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてのGI勝ちを飾っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までに、「JRAの重賞を60勝」という実績を残しています。

それに、海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を6勝もしているのですから、本当に大したものです。

2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどの活躍で、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。

でも、去年までの5年間は、

2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)

と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けているんですよ。

それに今年は、ヒシイグアスを使った中山金杯と、カフェファラオを使ったフェブラリーSを勝つなど、先週までに7勝を上げて、「2億4966万円」の賞金を稼いでいて、「2億5765万円」で1位の安田隆行厩舎との差が僅か「799万円」になっていますけど、「調教師リーディング」は、11勝を上げて1位の清水久詞厩舎に4勝差を付けられていますから、きっと今の堀君は、「上との差を詰めるために1つでも多く勝ちたい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が6700万円の中山記念にヒシイグアスを使いますので、私が彼でしたら、間違いなくこの馬をメイチに仕上げます。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「一昨日、南ウッドに入れられて、5Fが68秒4、終いの1Fが12秒5という時計を馬なりで出していました。エスコバル(3歳1勝クラス)をコンマ4秒追い掛けて、持ったままでグングン差を詰めると、最後はキッチリ同入に持ち込んでいましたね。素軽いフットワークで走れていましたし、追い切った後もどっしりと落ち着いていましたよ」

というものでしたから、いい競馬が期待できそうです。

・・・・・・・・・・

堀宣行厩舎が中山記念に使うヒシイグアスについて、「元調教師のNさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA馬主・小栗範恭さんのブログ
↓↓↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA調教助手・小西聖一さんのブログ
↓↓↓↓↓
【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
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プロフィール

山田要一

Author:山田要一
元JRA調教師です。

騎手の勝負服を作っている、「河野テーラー」の息子が同級生だったことから、中学卒業後は騎手見習いとして競馬の世界に脚を踏み入れました。

そしてその後は、騎手、調教助手を経て調教師となり、ケリーバッグでの桜花賞2着、オークス3着、ブルーベイブリッジでの重賞勝ち、カナハラドラゴンの重賞戦線での活躍など、色々な思い出を残すことができました。

しかし、ある人物と出会ったことがきっかけで、調教師としての仕事よりも夢中になれそうなことを見付けたことから、定年の8年前に調教師を引退して現在に至っているのです。

このブログでは、私が定年まで8年を残して調教師を引退した理由や、それから現在までの経緯、及び現在の活動などを紹介させていただきます。

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