クイーンSで、貪欲に重賞を狙う某調教師の勝負気配

こんにちは。
元JRA調教師で、今は、ホースマンサミットで調教師情報部の副部長を務めている山田要一です。

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乗り役の黛弘人(まゆずみ・ひろと)君は、JRA通算100勝まで、あと「1つ」と迫っています。

2006年に、中野栄治君の厩舎からデビューしている彼は、10年目となる今年に入って、ノットフォーマルに乗ったフェアリーSで初めて重賞を勝っていましたね。

黛君には、私の厩舎にいた馬に何度も乗ってもらいましたので、個人的に思い入れのある騎手の一人ですから、最近の活躍は、自分のことのように嬉しく感じています。

ちなみに、黛君は今週、土日とも札幌で、

■8月1日(土)

1R・2歳未勝利 コスモベガス
2R・3歳未勝利 ラビットボーテ
5R・2歳新馬 ペイシャフェリシタ
6R・3歳未勝利 サルガッソ
7R・3歳上500万下 トラストレイカ
10R・羊ヶ丘特別 ビリーヴザワン
12R・阿寒湖特別 ヤマニンプードレ

■8月2日(日)

3R・3歳未勝利 リキサンレーヴ
4R・3歳未勝利 オーバースト
6R・2歳新馬 ウインブリング
11R・クイーンS ノットフォーマル

と、全部で11頭に乗ることとなっていますから、「節目の100勝」を上げられる可能性が十分にありますね。

そして今回は、クイーンSで黛君が乗るノットフォーマルを管理している中野君の厩舎について、私自身の見解を紹介しておきましょう。

・・・・・・・・・・・

中野君は、騎手として、1979年に荒木静雄さんの厩舎からデビューして、調教師の試験に受かった1995年まで乗り役をやっていました。

乗り役時代には、アイネスフウジンに乗った1989年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と1990年のダービーなど、16勝の重賞を入れて、引退するまでに、全部で370勝を上げています。

そして、1996年に自分の厩舎を開業した彼は、最初の年こそ、「3勝・獲得賞金6440万円」という成績でしたが、次の年に、「12勝・獲得賞金1億5336万円」と、一気に成績を伸ばすと、その後も、
1998年→15勝・獲得賞金2億2787万円
1999年→18勝・獲得賞金2億8941万円
2000年→27勝・獲得賞金5億1092万円
2001年→18勝・獲得賞金4億8955万円
という数字を残していましたし、2000年には、トロットスターを使ったCBC賞で初めて重賞を勝つと、2001年には、同じトロットスターを使った高松宮記念で初めてGIを勝って、その年はこの馬でスプリンターズSも勝っていますね。

でも、彼の厩舎は2002年に、「9勝・獲得賞金1億5019万円」と、急に成績を落としてしまって、それから2012年までは、ずっと勝ち鞍が一桁でしたし、2009年から2011年の3年間は、賞金が1億円を下回っていましたから、中野君はきっと、「早く巻き返したい」と考え続けていたのでしょう。

実際、一昨年は、「11勝・獲得賞金1億6298万円」と、10年振りに勝ち鞍が二桁になりましたし、去年も「10勝・獲得賞金1億0949万円」という成績を残していますから、私の見込みは正しかった筈です。

ただ、今年に入ってからは、ノットフォーマルを使ったフェアリーSで14年振りに重賞を勝ちましたが、その他の馬では、カゼノサファイアが、5月9日(土)の4歳上500万下を勝っただけで、それからの連敗が「48」まで伸びていて、「2勝・獲得賞金7909万円」という数字に留まっていますから、私が中野君の立場でしたら、「早く連敗を止めたい」と考えるでしょうし、「賞金の高い重賞を勝って、一気に稼ぎたい」とも考えます。

そして、中野君は今週、ノットフォーマルを1着賞金3500万円のクイーンSに使いますので、私が彼の立場であれば、お釣りを残さずメイチに仕上げるでしょう。

そこで、この馬の追い切りの様子を念入りに確認してもらうよう、札幌にいる仲間にお願いをしていたところ、その報告が、
「一昨日、黛君がウッドに入れて、全体が64秒2、終い1Fが11秒6という時計を出していました。カゼノサファイア(5歳1000万下)をコンマ8秒追い掛けて、テンから軽快なフットワークで、最後はコンマ2秒先着していましたから、デキはかなりいいと判断できます」
というものでしたから、上位に食い込んでくる可能性が十分にありそうです。

・・・・・・・・・・・

なお、私の頼もしい仲間の一人で、今は、ホースマンサミットで馬主情報部の副部長をしている、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんのブログでは、とても中身の濃い情報を公開しています。

小栗さんは、私が調教師だった頃に、「馬を走らせる側よりも、馬券を買う立場になってみたい」という思いを抱くきっかけを作ってくれた人。

小栗さんのブログで公開されている内容は、間違いなく馬券の参考になる筈ですから、こまめに確認することをお勧めしておきます。

【 元JRA馬主・小栗範恭(おぐりのりやす)さんのブログ 】

また、小栗さんの持ち馬・マッケンオーショウがJRAで2勝目を上げた時の動画もご紹介しておきましょう。



このレースでマッケンオーショウを勝たせたのは、今は調教師をしている柴田政人君でしたが、この馬には、的場均君(現調教師)、横山典弘君といった、いい腕前の乗り役がたくさん乗っていました。

これは、小栗さんの人望の厚さがあってこそなのでしょうね。

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
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プロフィール

山田要一

Author:山田要一
元JRA調教師です。

騎手の勝負服を作っている、「河野テーラー」の息子が同級生だったことから、中学卒業後は騎手見習いとして競馬の世界に脚を踏み入れました。

そしてその後は、騎手、調教助手を経て調教師となり、ケリーバッグでの桜花賞2着、オークス3着、ブルーベイブリッジでの重賞勝ち、カナハラドラゴンの重賞戦線での活躍など、色々な思い出を残すことができました。

しかし、ある人物と出会ったことがきっかけで、調教師としての仕事よりも夢中になれそうなことを見付けたことから、定年の8年前に調教師を引退して現在に至っているのです。

このブログでは、私が定年まで8年を残して調教師を引退した理由や、それから現在までの経緯、及び現在の活動などを紹介させていただきます。

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