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JRAの重賞はまだ勝てていませんから

こんばんは。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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昨日の中京2Rをリアンヴェリテで勝った北村宏司君が、史上22人目、現役では10人目のJRA通算1200勝を達成しました。

1999年にデビューした北村君は、その年に37勝を上げて新人賞を獲得して、それからもコンスタントに勝ち星を増やしていき、ダンスインザムードに乗った2006年のヴィクトリアマイルや、スピルバーグに乗った2014年の天皇賞・秋や、キタサンブラックに乗った一昨年の菊花賞など、今までに30回も重賞を勝っていますね。

北村君は、何度も私の厩舎の馬に乗ってくれましたし、私が調教師として最後のレースに使ったバブルビッグワンにも乗ってくれましたから、とても思い入れのある乗り役です。

去年、北村君は、左膝の怪我で休んでいた時期が長かったため、24勝(一昨年は76勝)に留まってしまいましたので、きっと、北村君は、「今年は絶対に巻き返す」と考えている筈ですから、これからの彼の活躍には注目ですね。

さて、先週のレースで、私達は、中京スポニチ賞を取りこぼしてしまいましたが、

「東海Sでの馬連12560円5点的中」

「アメリカJCCでの3連複3970円4点的中」

「石清水Sでの馬連18800円5点的中」

「すばるSでの3連複9460円5点的中」

「カーバンクルSでの馬単2510円2点的中」

という結果を残せました。

また、「アメリカJCC」で、私達が3連複の相手に決めていたタンタアレグリア(7番人気1着)については、1月20日(金)のブログで、

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一口馬主クラブの「G1レーシング」は、「現8歳馬が初めて出資者を募集した世代」で、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブで、少し前までは、全国各地で200店舗近くのスポーツクラブを運営している東証一部上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の相談役である村井良孝氏がクラブの代表を務めていましたね。

そして、一昨年の6月頃からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」である吉田善哉氏の三男・吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息である吉田正志氏が務めています。

また、同クラブは設立から一昨年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0178万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6708万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0476万円
22015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
と、着実に獲得賞金を増やし続けていましたね。

それに昨年は、アルバートドックで制した小倉大賞典と七夕賞、ソルヴェイグで制したフィリーズレビューと函館スプリントSと、重賞を4勝していて、この4戦を含めた、「47勝・獲得賞金9億3706万円」という、クラブを設立してから一番の数字を残しましたが、私は、クラブの関係者達が、この結果に満足することなく、今年も早い内から貪欲に勝利を追求してくると判断しています。

何しろ、「G1レーシング」は、5月12日(木)に、アルバートドックの半妹にあたる「ゴールデンドックエーの2015」(父オルフェーヴル)や、タンタアレグリアの半弟にあたる「タンタスエルテの2015」(父ディープインパクト)、ソルヴェイグの全妹にあたる「アスドゥクール の2015」(父ジャングルポケット)など、計46頭の「2016年度募集馬」(現1歳世代)のラインナップを発表していて、6月6日(金)から出資を受け付けていますが、私が確認したところ、これらの内、満口となったのは24頭で、募集中止となった2頭を除く残りの20頭は、現在も出資を受け付けているのですから。

そのため、現在は同クラブの関係者全員が、「20頭を早く満口にするため、過去の募集馬を活躍させてクラブの知名度を高めたい」と考えている筈ですし、今週、1着賞金6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)のアメリカJCCをタンタアレグリアが勝てば、その効果が大きいのは間違いありませんね。

そのため、私が同クラブの関係者でしたら、タンタアレグリアを預けている国枝先生に、メイチの勝負仕上げをお願いしますし、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「一昨日、レースでも乗る蛯名君が南ウッドで強めに追って、6Fが84秒2、終いの1Fが12秒5という時計を出していました。ディープジュエリー(古馬1000万下)とビッシリ併せる中身の濃い稽古で、最後は半馬身ほど先着していましたし、馬体の張りと毛ヅヤもよく見えましたね。今回は、9ヶ月半振りのレースになりますが、力を出し切れるデキに仕上がっているのでしょう」

という内容でしたから、好レースが期待できそうです。

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という、「一口馬主クラブ関係者のUさん」の見解を紹介していましたので、このブログを読んでいた皆さんも、私と同じように「アメリカJCC」の馬券を取れたでしょう。

もちろん、今週のレースもしっかりと仕留められるように、全力で情報収集にあたっていますし、詳しい話は、できる限りこのブログで紹介しますから、興味のある方は必ず読んでください。

そしてここからは、小野次郎君の厩舎が「根岸S」に登録しているコーリンベリーについて、私自身の見解を紹介しておきましょう。

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1986年に騎手候補生となった小野君は、桜花賞を勝ったブロケードや、天皇賞・秋を勝ったキョウエイプロミスや、宝塚記念を勝ったパーシャンボーイなどを育てていて、2009年に、定年まで9年を残して引退した高松邦男君の厩舎から、1989年に乗り役としてデビューしていました。

ちなみに彼の同期には、今でも現役で頑張っている田中勝春君や、調教師として活躍している角田晃一君や、栗東の河内洋厩舎で調教助手をやっている小池隆生君などがいますね。

乗り役時代の小野君は、アイオーユーに乗った1995年のカブトヤマ記念と、タイキダイヤに乗った1999年のクリスタルCと、マニックサンデーに乗った2000年の4歳牝馬特別(現在のフローラS)と、ディープサマーに乗った2005年のクリスタルCと、ユキノサンロイヤルに乗った2005年の日経賞と、重賞を全部で5つ勝っています。

また、彼は、コウヨウアイリーンやメキシカンシチーやティーエムビガーなど、私が管理していた馬に何度も乗ってくれましたね。

そして小野君は、乗り役として全部で528勝していて、2010年に調教師の試験に受かったので、乗り役を引退して、次の年の3月に自分の厩舎を開業していますね。

最初の年は、「5勝・獲得賞金7277万円」という成績を残していて、2年目の2012年は、「11勝・獲得賞金1億9649万円」という、勝ち星と賞金のどちらとも、前の年と比べて倍以上の成績を残していました。

ただ、それからは、
2013年→5勝・獲得賞金9790万円
2014年→6勝・獲得賞金1億1915万円
と、2012年に比べて物足りない数字に終わっていて、一昨年も、コーリンベリーで地方交流G1のJBCスプリントを勝っていますけど、JRAでは「9勝・獲得賞金1億2548万円」と、2012年の数字を下回ってしまいました。

そのため、去年の小野君は、「何とかしなければマズイ」と考えていたのでしょうが、実際は、「8勝・獲得賞金1億3164万円」という、一昨年とあまり変わらない成績でしたので、私が小野君でしたら、間違いなく、「今年は早い内からたくさん賞金を稼いで、必ず2012年の成績を上回りたい」と考えますね。

そして、小野君の厩舎は今週、1着賞金3800万円の根岸Sにコーリンベリーを登録してきましたので、キッチリ仕上げてくるのでしょう。

コーリンベリーが根岸Sを勝てば、厩舎にとって、「JRAでは初めての重賞勝ち」となりますので、これから彼がどう仕上げてくるのかを、最後まで念入りに確認したいですね。

・・・・・・・・・・・

コーリンベリーについての見解は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
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プロフィール

山田要一

Author:山田要一
元JRA調教師です。

騎手の勝負服を作っている、「河野テーラー」の息子が同級生だったことから、中学卒業後は騎手見習いとして競馬の世界に脚を踏み入れました。

そしてその後は、騎手、調教助手を経て調教師となり、ケリーバッグでの桜花賞2着、オークス3着、ブルーベイブリッジでの重賞勝ち、カナハラドラゴンの重賞戦線での活躍など、色々な思い出を残すことができました。

しかし、ある人物と出会ったことがきっかけで、調教師としての仕事よりも夢中になれそうなことを見付けたことから、定年の8年前に調教師を引退して現在に至っているのです。

このブログでは、私が定年まで8年を残して調教師を引退した理由や、それから現在までの経緯、及び現在の活動などを紹介させていただきます。

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