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阪神ジュベナイルFは、慶応大学OBの動きから目が離せません

こんにちは。
元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、デビューが近い2歳馬の中から、私が注目している一頭を紹介しておきましょう。

それは、菊沢隆徳厩舎のオトコ馬、サンメディル(父レモンドロップキッド、母ブレディングゴールドリング)なんですよ。

この馬は、11月9日(土)に、松風馬事センター(茨城県稲敷郡美浦村)から美浦トレセンに入厩していて、それから念入りに乗り込まれています。

11月28日(木)は、南ウッドに入れられて、5Fが71秒8、終いの1Fが12秒7という時計を出していました。

全体を通してスムーズな稽古でしたし、この時期の2歳馬にしてはいい動きができていましたから、ここまで順調にきているのでしょうね。

サンメディルを管理している菊沢君は、1985年に競馬学校の騎手課程に入って、柄崎義信さんの厩舎(1983年の朝日杯3歳Sの勝ち馬ハーディービジョンなどを管理)から、1988年に乗り役としてデビューしていました。

乗り役としての彼は、1993年の愛知杯をホマレオーカンで勝つなど、2010年に引退するまでに、重賞を10勝、全部で639勝を上げています。

ちなみに、菊沢君は、私が管理していた馬に何度も乗っていましたし、彼は、乗せた私の期待に応えて、2006年の11月にデビューさせたコウヨウアイリーンなど、「山田要一厩舎の馬」をキッチリ勝たせてくれたんですよ。

2011年に自分の厩舎を開業した菊沢君は、その年に、オープンガーデンを使った阪神スプリングジャンプで初めての重賞勝ちを飾ると、アエロリットを使った一昨年のNHKマイルCで、乗り役時代に勝てなかったGIを初めて勝っていて、他も入れると、今までに重賞を10勝しています。

ちなみに、この重賞10勝の内、4勝が3歳のレースで上げたものですから、若駒の仕上げを得意にしていることがよく分かりますね。

サンメディルは、12月22日(日)の中山4Rに組まれている、ダート1200mの新馬戦でデビューする予定ですから、それまでに菊沢君がこの馬をどう仕上げてくるのか、キッチリ確認したいと思っています。

そしてここからは、手塚貴久厩舎が阪神ジュベナイルFに登録している、オータムレッドとマルターズディオサについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のNさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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手塚貴久君は、地方の宇都宮競馬(2006年に廃止)で、乗り役と調教師をやっていた手塚佳彦さんの息子ですね。

お父さんの仕事を考えると意外ですが、手塚君は、ほとんど馬と関わらずに育ったそうで、慶応大学を卒業する前には、大手飲料メーカーの内定をもらっていて、そのままサラリーマンになる予定だったそうですよ。

でも、大学を卒業する前に、佳彦さんと行った北海道旅行で牧場を回ったのがきっかけで、「競馬の世界で働きたい」と思うようになって、就職の内定を断り、北海道の牧場で1年くらい働いて、その後、1989年に競馬学校の厩務員課程に入りました。

ちなみに、手塚君は、オーナーブリーダー・「ミルファーム」の代表をやっている清水敏さんと大学の同期で仲が良くて、2005年の「三田祭」(慶応大学の学園祭)では、二人で一緒に講演会に出ていましたね。

競馬学校を出た後の手塚君は、相川勝敏さんの厩舎で厩務員をやって、佐藤全弘(まさひろ)さんの厩舎で調教助手をやって、1999年の3月に自分の厩舎を開業しています。

最初の年こそ8勝止まりでしたけど、2年目は10勝、3年目は15勝と、順調に勝ち星を伸ばしていって、2004年には30勝を上げていましたし、その後も毎年20勝以上していますね。

それに、手塚君の厩舎は、ベルグチケットを使った1999年のフェアリーSで初めて重賞を勝っていますし、その後も、アイルラヴァゲインを使った2007年のオーシャンSや、アルフレードを使った2011年の朝日杯FSや、アイムユアーズを使った2012年のフィリーズレビューとクイーンSや、アユサンを使った2013年の桜花賞や、アジアエクスプレスを使った2013年の朝日杯FSなど、今までに、GIの5勝を含めて重賞を22勝もしています。

2013年は、アユサンやアジアエクスプレスの活躍などで、「27勝・獲得賞金6億7031万円」という成績を残していましたし、去年までの3年間も、

2016年→31勝・獲得賞金6億5568万円
2017年→38勝・獲得賞金6億8707万円
2018年→26勝・獲得賞金7億4821万円

という形で順調に実績を積み重ねていて、特に去年は、開業してから一番の賞金を稼いでいますね。

でも、今年に入ってからは、先週までに28勝を上げていますけど、獲得賞金は「6億7505万円」という数字で、去年の同じ時期(12月2日まで)の「7億2592万円」を大きく下回っていますから、きっと今の手塚君は、「賞金の高いレースを勝って、とにかく稼ぎたい」と考えている筈です。

こういった中、今週は、1着賞金が6500万円の阪神ジュベナイルFにオータムレッドとマルターズディオサを登録してきましたので、「揃って勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

手塚貴久厩舎が阪神ジュベナイルFに登録している、オータムレッドとマルターズディオサについて、「元調教師のNさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA馬主・小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

元JRA騎手・鎌田光也君のブログ
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【 こ ち ら 】

元JRA調教助手・小西聖一さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
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プロフィール

山田要一

Author:山田要一
元JRA調教師です。

騎手の勝負服を作っている、「河野テーラー」の息子が同級生だったことから、中学卒業後は騎手見習いとして競馬の世界に脚を踏み入れました。

そしてその後は、騎手、調教助手を経て調教師となり、ケリーバッグでの桜花賞2着、オークス3着、ブルーベイブリッジでの重賞勝ち、カナハラドラゴンの重賞戦線での活躍など、色々な思い出を残すことができました。

しかし、ある人物と出会ったことがきっかけで、調教師としての仕事よりも夢中になれそうなことを見付けたことから、定年の8年前に調教師を引退して現在に至っているのです。

このブログでは、私が定年まで8年を残して調教師を引退した理由や、それから現在までの経緯、及び現在の活動などを紹介させていただきます。

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